NICARAGUA通信


Procecion

さて、こんなに集まった人たちは何をしているのでしょう?
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これは3月21日のLeonのProcecionの様子。Procecionとは宗教行列。その言葉の示すとおり、キリスト像や聖母マリア像をかついた人たちと聖職者、そしてキリスト教信者たちが大通りを練り歩くのです。途中で立ち止まってミサをしたり、歌を歌ったりしながら進んでいきます。
傘をさしている人が多いのは日差しが強いため。本格的な夏(いつも夏ですけど・・・)に向けてじっとりとした暑さの中、それでも人が集まって黙々と歩いてゆく、これが宗教の力だと感じさせられます。
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これが人々に運ばれてゆくキリスト像。行列は一種類ではないようですが、その違いは私にはわかりません。

a0104357_5522890.jpg人が集まるところには、必ず飲み物や食べ物を売る人がいます。大きな洗面器に冷たい水や果物、揚げものなどをいれて、それを頭に載せて売り歩くのがニカラグア流です。この女性が撃っているのは『ケシージョ』と言って、チーズをトルティーヤで包み、さらにクリームをかけたものです。そのほかにもいろいろな物が売られていて、JICAからは路上での買い食いは自粛するように言われていますがついついおいしそうなものを見つけると買ってしまいます。

このProcecionは一日中続いているのですが、夕方にはSubtiava教会に向かいます。その教会までの通り道に色つきのおがくずで様々な絵を描くのがLeonの名物。
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私はこれを見るためにCosta Ricaから戻る日を調整したといっても過言ではないのです。
a0104357_64502.jpg午後4時。その場所に行ってみるとたくさんの観光客が集まっていました。有名なAlfombra(絨毯)を見ようと各地から人々が集まってきているのです。
それぞれのグループ、または家族がひとつの絵に集まって細部にまで気を配りながらおがくずを敷き詰めていきます。シンプルなものもあれば大きく派手なものもあります。
丁寧に作り上げられるAlfombraに通りは本当に華やかになります。
a0104357_672274.jpgしかしすべてのAlfombraが完成した時、Procecionがその上を通り過ぎていくのだそうです。せっかく何時間もかけて描いたのに・・・と残念な気がしますが、それが信仰というものなのでしょう。

ニカラグアは熱心なキリスト教信者が多い国なので、たびたび宗教について話すこともあります。彼らからすると無宗教信者が増えてきている日本の状況は理解しがたいものだと思います。それは私にとっても同じで、私自身は熱心な仏教徒ではないために宗教信仰を根本的に理解することはできません。
日本人が大切にしているもの・・・それは「神」よりも「ご先祖様」なのかもしれない、とそのたびに思うのです。
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by chiyoism10 | 2008-03-25 06:14

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JICA青年海外協力隊平成19年度1次隊でニカラグアに派遣・活動中です。隊員活動や任地の様子についてつづっています。
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