NICARAGUA通信


本物の世界遺産

Leon には、なんと世界遺産がある。

タイトルに「本物の…」と書いたのは、2ヶ月前に行ったEl Castilloのほうがよっぽど世界遺産っぽいから。人々は口を揃えて『何もない』と言うけれど、Leon県民としては、一度は行かねばなるまい。きちんと登録された世界遺産には間違いないのだ。


その名もLeon Viejo(古いLeónの意)。
観光地化されていない静かな町に、その遺産はあった。
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現在のLeon県の県都はLeon。
しかし17世紀までLeonの県都は、このLeon Viejoにあったそうな。
なんでも17世紀初頭に大きな火山噴火があり、火山灰や土砂にたくさんの人が飲み込まれそうになったその時、1人の聖母が現れ、人々の命を救ったという。
その聖母の名はアスンシオン・デ・マリア。
8月14日には彼女ためのお祭りが開かれ、人々は今の幸せを彼女に感謝する。
しかし、結局はその被害から逃れるために現在のLeónに県都が移されたそうで。
その県都引越しの際には、住民だけでなくLeónの守護神である聖母メルセデスや先住民を祭る神々まですべてがお引越し。
日本でもそうだけど、都のお引越しというのは大変なのだ。

かつての県都で、今は世界遺産に登録されたLeón Viejoには、その時代の大聖堂やコミュニティーのあとが残されている。
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どの建物も基礎部分しか残っておらず、かつては真っ白だったという壁の色もすっかり褐色に。しかし、ガイドのMirnaさんの話を聞きながら、数百年前までここで営まれていた人々の生活を想像する…。単語が難しくて100%はわからないが、こういう古い遺跡を訪れた時にはその時代に生きた人々に見守られているような崇高な感じがするものだ。

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散策の中で見つけたJicaroの木。
日本の柿のような形。
硬い殻で覆われていて、それでスプーンやおわんを削り出したものは今も人々の生活で使われている。
中にはビタミンたっぷりの種がびっしりと詰まっていて、挽いて牛乳とあわせて飲まれている。
そして初めて知ったのは、Jicaroの葉は4枚で十字型をしているということ。
キリスト教徒が大半のニカラグア人にとって、このJicaroの木は、まさに神様の恵みの木だ。

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ガイドのMirnaさんとちえちゃんと3人で。
展望台からはマナグア湖を挟んでMomotonbo火山が見える。
山の恵みも湖の恵みもあるステキな場所だ。

最後に、いかにも遺跡っぽい建物をご紹介。
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…トイレです。
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by chiyoism10 | 2008-09-10 05:41

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JICA青年海外協力隊平成19年度1次隊でニカラグアに派遣・活動中です。隊員活動や任地の様子についてつづっています。
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