お隣のChinandega県Guanacastal地区に出かけて、
プチ文化紹介イベントをしてきました。
市内から2,3kmと聞いていたけれど、なにがなにが!
こんな川を越えて、たどり着きました。
そもそもこのイベントをすることになったきっかけは、
趣味で始めた路上ライブ活動(その名もNICAPON)を見ていたニカラグアのNGO団体から、『一緒に仕事をしたい』とスカウトされたのが始まり。
この地区の生活の保障や活性化のサポートに取り組んでいるこの団体、住民のモチベーションを高めるきっかけがほしいということで仕事を依頼されたのです。
小さな小学校に住民を集めて、さあイベントの始まり!
① 世界地図を使って『日本ってどこにあるの?』『どんな国なの?』
というところから知ってもらいました。
② 日本の文化…特に文字の成り立ちについてクイズを交えながら学びます。
「牛」「馬」「魚」などの文字も、成り立ちを想像しながらそういう意味の感じなのかを考える…。
大人も子どもも結構ノリノリ。
「私、もう日本人じゃ~ん。」
なんて冗談交じりに言う人も出てきたりして。
③ NICAPONライブ
この日もスペイン語と日本語とを交えながら数曲披露。
メッセージ性の高い「世界にひとつだけの花」は、
どこで歌ってもみんなが好きになってくれる。
④ よさこいソーラン節
8人でよさこいを披露。
小さい舞台だからこそ観客が間近に感じられて、大きな舞台にはない緊張感がある。
NICA人から「一緒に踊りたい」という声が上がり、急遽一緒に踊ることに。
以前、地方隊員が言っていたっけ。
田舎のほうに行くほど、新しいことに触れる機会が少ない。
だから、こちらから出向いくことで、
新しいことを知り、
そして「新しく知ること」を「喜び」にかえてほしいって。
人は生まれるときに何も選ぶことができない。
でも、満たされた環境に生まれても、そうでなくても、輝く人はいるんだな。
それって、どれだけのものを自分に吸収できるかっていうことでもある。
もし、自分がそういうきっかけになれるのなら、こんなにステキなことってないかも。