NICARAGUA通信


教師にとって大切なもの

5年生の授業にお邪魔しています。

この日の授業は『多角形』。
このクラス、素敵なクラスなんです。
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何が素敵なのか…。
*子どもたちが礼儀正しく、かつとてもピュア。   (それは、どのクラスもそうかな)
*時間を守る。   (登校時刻に遅刻してくる子が少ない …これはめずらしいよ)
*出席率が高い。   (NICAでは、自分や家族の都合でお休みする子が多いから…)

それはなんでかなぁ~~~、と考えました。
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1番の理由は、先生!!
彼が担任のオスマン先生です。
いつもエネルギッシュで、
愛情豊かで、
そして、何よりも授業が面白い!!

私は算数にしかかかわっていなけれど、
自分の知らないことがあった時に「大人になっても学ぶことって楽しいなぁ」とつぶやいたり、
答えがわからず止まってしまった子に、「友達に助けを求めるのは大切なことだよ」とアドバイスしたり。

授業中に「友達の意見を尊重する」とか「先生が説明している間はきちんと聞く」とか、
そういった学級経営に欠かせないポイントもちゃんとおさえているんです。
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子どもたちも勉強に気合が入っていて、ノートもきちんと整理されています。

NICARAGUAでは、
家の手伝いや道具がないなどの問題で学校に毎日来られない子どもたちがいて、
どうにも解決できない問題なんだ…、と先生方が話すのをずっと聞いてきました。

私なりの意見はあっても、NICA人ではない私が行っても無責任発言にしかならない気がしていました。

でも、先生が子供に本当の意味で寄り添い、一生懸命学級づくり・授業づくりに取り組めば、
それだけで子どもたちは学校に行きたくなるものなのです。

それをオスマン先生は見せてくれます。
彼のクラスには52人の児童がいて、出席率は毎日95%以上。
 (他のクラスは、ひどい時には50%以下の時もある)

子どもたちが『学校に行きたい』という思いがあれば、
家族のサポートも得られるものなのだと証明してくれます。
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教師にとって一番大切なもの、それはまずそこに子どもがいること。

学校は、子どもたちが『行きたい』と思える場所でなければならないのです。
目の前の子どもたちの力を伸ばし、笑顔を増やすために、オスマン先生が実践していることは
本当に勉強になります。

オスマン先生の実践の一部分でありたくて、私は彼の教室に通っているような気がします。

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by chiyoism10 | 2009-02-26 05:41

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JICA青年海外協力隊平成19年度1次隊でニカラグアに派遣・活動中です。隊員活動や任地の様子についてつづっています。
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