NICARAGUA通信


<   2008年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧



念願の渓谷下り

今回はニカラグアの北の町SOMOTO(ソモト)に行ってきました。(文化紹介、まだアップできず、スミマセン・・・)

Leonからバスを乗り継ぎ、Somotoに着いた。
かかった時間は6時間半。
ニカラグアはともかく移動に時間がかかる。
バスの運転手さんや隣に座る人たちとおしゃべりしながら、なんとか午前中を楽しくクリア。
SOMOTO
a0104357_5241674.jpg
7月25日はSomotoを守る聖Santiagoのお祭り。
普段は静かだという町も、この日ばかりは盛り上がる。
町の一角にステージが設けられ、参加者が次々と舞台の上で歌やダンスを披露。
そして闘牛もやってきた!
「しょぼいかも・・・」と期待もせずに行ってみると、びっくり005.gif
生バンドの演奏とともに、会場は熱気に包まれていた。
しかも、問題の闘牛もちゃんとしてる!038.gif(失礼発言)
生ロデオで登場し、牛から落とされたところで、例の赤い布を持った男の人たちが牛をあおる。最後には馬に乗ったカウボーイが牛に縄をかけ、そのまま退場。
それを何度も繰り返す。
初めて見る闘牛に興奮!
そして、段取りをちゃんとわかっている牛がかわいかった!

翌日。
Somotoと言えば、渓谷
最深部は17mという立派な渓谷の狭間で泳ぎたいっ!017.gifというのが今回の旅の目的。
時期的にもうすぐ水かさが増し入れなくなるぎりぎりのタイミング。
ガイドさんと一緒に歩くこと数十分。
キタ~~~~!
a0104357_5274330.jpg

水も冷たくなく、泳いで(流されて)川を下るのもまた楽しい。
深い渓谷に区切られた空は真っ青で美しく、
流れの緩やかなところでは、神秘的な場所にいるような気持ちさえした。
a0104357_5312026.jpg
ニカラグアでこういう場所に行くといつも思うことだが、
観光産業があまり整備されていない分、とてもダイナミックな体験ができる。071.gif
日本だったら、『危険だから』『整備してないから』と制限されるような場合にも
ニカラグアなら何でもOK。
それは逆に安全が保障されていないということでもあるが021.gif
今回でいえば、つるつるすべる岩場をロープも何も無く渡っていく。
ガイドさんが先に川を下りながら『こっちを泳いで』と声をかけてくれるが、
そのまま流されて石にぶつかることもある。
まぁ、こういった場面には慣れてしまっているから、
自分のみは自分で守らねばという意識はできているが・・・。
ともかく、予想以上に大満足の渓谷くだり。
出合ったガイドのおっちゃんもいい人だった。

EL ESPINO
バスで10分も走れば、もうそこはホンジュラスとの国境。
国境の町『El Espino』にも行ってきた。
a0104357_537828.jpg

島国日本で育った私には、たったこれだけ(ちょっとした関門)で、二つの国が区切られているそのあっけなさにびっくり。
好機は逃すまいと、IDを渡して、とりあえずホンジュラスに足を踏み入れた。
ホンジュラス人ともお話をした。
でも、当然ながらニカラグア人もホンジュラス人も見た目には違わないし、言葉も同じだし、何の違和感も無い。
むしろ日本人が一番浮いていて、注目されていた。

帰路。
行きと同じく、いや昼間に移動したのでさらに時間をかけてLeonまで移動。
Somotoは標高も高く、北に位置しているため、ずいぶんと涼しかったのに、
Leonに近づくごとに、どんどん暑くなっていき、それだけでぐったり042.gif
汗がどんどん噴き出してくる。
でも、やっぱり帰ってくるとほっとするんだな。
[PR]
by chiyoism10 | 2008-07-29 05:50


中学年担任対象研修会

教育省(日本で言う教育委員会)と連携した研修会だけでなく、レオン県内の行政機関Fundacion Leon 2000とも一緒に研修を開催しています。
この機関の代表の先生方と別の研修で一緒に働いたことが縁でできたネットワークです。

県内の小学校の先生を対象に研修を行えるよい機会なので、
(もちろんすべてではなく一部ですが)お互いによい協力関係ができています。

この日は中学年対象。
テーマは
 ①掛け算の仕組み
 ②等分除と包含除
 ③( )を使った式
 ④立体
いずれも、先生方が指導する際に不安があるであろう点をおさえました。
『数と計算』領域は、ニカラグアの先生方も間違いは少ないのですが、それは問題を解くということに関して。
どう教えるかについては、ほとんど指導がなされていません。
そういったことを踏まえながら、実際に教室で即活かせるような研修を常に目指しています。

この日、一番先生方が興味を示されたのはやはり『図形領域』。
a0104357_3385838.jpg

4つの三角形でさまざまな平面図形を構成するウォーミングアップの段階からすでに先生方の顔は、新しいことを学ぶ生徒の顔へ変わっていました。
子ども達が自分の手元で動かせる教材と、黒板でみんなで解決に導くための教材についても説明だけでなく、実践しながらその必要性を実感してもらいます。
立体の構成を調べるときにも実物を提示し、それによって視覚的にもわかりやすい上、子ども達の関心や探究心もかきたてること、暗記だけなく実証的な学習になっていくことも学んでいきます。

図形の研修にはほぼ必ず取り入れる「立方体の展開図作り」活動では、
自分で想像を働かせる面白さとグループ活動の有効性を学びます。
a0104357_3431318.jpg

この研修で先生方が感じたこと、学んだことを、子ども達にも届けてほしい。
そういう気持ちで毎回の研修を行っています。
[PR]
by chiyoism10 | 2008-07-21 03:50


Rio San Juan

前回の記事で、『次回は文化紹介について詳しく…』みたいな流れだったのですが、写真の関係で後回しに。

交流会翌日から中間休みに入ったので国内旅行に行ってきました。003.gif
場所は南東部のRio San Juan。ニカラグア湖とカリブ海をつなぐ川の名前です。
今回の目的はSolentinameとEl Castillo。
では、紹介していきましょう。

首都Managuaから飛行機で1時間、SanCarlosに到着。
ニカラグア湖がカリブ海へ流れ出すほとりにあるこの小さな町で、まずはSolentiname(ソレンティナメ)諸島に行くための船を捜す。
んが、しかし、この日は木曜日。運休。しかし優しいおっちゃんに出会い、船まで良心価格で連れて行ってもらう。

Salentiname
a0104357_3532.jpg大小あわせて36の島からなるこの諸島。
木彫り人形や絵画など、この地域伝統のArte(芸術)が住民の手で守り続けられている。
まさに家内制手工業。
いろいろな家をたずねて回りながら、丁寧にヤスリをかけ、色鮮やかに色をぬりあげる工程を見せてもらう。
a0104357_355044.jpg
絵にも人形にも島の暮らしが映し出されていて、温かい感じがする。
島の人たちも優しく控えめで見守るような表情をしていて、ゆったりとした気持ちに包まれた。
そしてここで食べた魚はNicaで1番と言ってもいいくらい美味!
周りは決してきれいとは言えないニカラグア湖なのになぜ・・・。

Lancha
a0104357_2513733.jpg

行った先が『川』なのだから、移動はすべて船。
第2目的地までは船を乗り継いで5時間。
と言っても、途中で食料を売るために別の船が併走したり、
川と暮らす人々の暮らしを眺めたり、
居眠りをしたりしているとあっという間。

El Castillo
ついにやってきました。町の名前、『城』。
a0104357_2522838.jpg

父親の影響か、遺跡好きの私としては絶対に来たかった場所。
急な傾斜の入り口、川面や丘陵に対して設けられた見張り台、今やコケの生してしまった城壁…
a0104357_372123.jpg
川を望みながら、何百年もこの場所に佇んできた要塞に腰を下ろし、興奮を抑え、ゆったりと時間をすごす。
遺跡に一部を利用して作られた図書館は蔵書も設備も充実していて、何よりも司書さんの「図書館教育」にかける熱意がステキ。
子ども達もちらほら集まってくる様子からも、その愛情が伝えられているのが感じられた。
全部ひっくるめてすっかり気に入ってしまい、滞在中、3回も通ってしまった。

Canoa
a0104357_39065.jpga0104357_2545339.jpg










電気なし木製のカヌー体験ツアーに参加。
まず驚いたのは旅の途中で知り合い、一緒にツアーに参加することになったスペイン・ベルギー人の押しの強さ。自分の希望はしっかり伝え、妥協はしない。
彼らの目に相手の気持ちを優先する日本人は「自分の意志のない人」と映ったかもしれない。
とは言え、ツアーが始まってしまえば楽しむ気持ちはみんな同じ。
Rio San JUanのカヌーも、その後の魚釣りも、その後の食事もみんなで楽しんだ。

San Carlos
旅もそろそろ終わり。
飛行場のある町まで移動&一泊。
ここでもスペイン人旅行者と出会い、情報交換。
すっかりNICAのスペイン語になじんでいる私には「C」と「Z」を使い分けた発音に感動。
そう、ちゃんと発音が違えば子ども達のスペル間違いも減るのにな…と、
いかにも教員的な発想。
とは言え、スペイン語を通していろいろな国の人たちとコミュニケーションが取れるというのはものすごいことだ。
a0104357_255255.jpg

たくさんの自然と、
すばらしい遺産と、そこに根付く伝統工芸。
おいしい食事。
ゆったりした現地の人々と、ヨーロッパからの旅行客。
たくさん心に栄養をもらえた旅でした。
私、やっぱりニカラグア、好きだなぁ。053.gif053.gif053.gif
[PR]
by chiyoism10 | 2008-07-18 07:43


Por fin!!

思いついてから約2ヶ月。
同期・同任地隊員・すーと二人三脚で準備をしてきた(ニカラグア一周年記念)スペシャルイベント
un Viaje para Japon

思えば場所探しから始まった…
日程もしょっちゅう変更でいつまで経っても決まらない…
子どもたちを何人連れて行くのか、バスは調達できるのかさえ定かではない…
音響もどこまで頼りになるのか分からない…

それでもその日に向けて前に進んでこれたのは、
ニカラグアで出会ったたくさんの人たちが支えてくれたから。
日本人の仲間たちが支えてくれたから。
そして伝えたいことがある子どもたちが目の前にいるから…。

「日本へのご招待」と題した今回のイベント、
実際に招待した日と以外にも噂が広まって、研修会場でもたくさんの先生に質問された。
これだけ注目してもらえるのもありがたい。

たくさんの人とのネットワーク、
私達を通して日本に興味を持ってくれる子どもたち、
そしてスペイン語力、
すべてがこの1年間の集大成だ。
a0104357_8465578.jpg

では詳しくは次回。
[PR]
by chiyoism10 | 2008-07-10 08:47


2か月分の温かい心

先日、日本から嬉しい荷物が届きました。
いや、届く荷物はどれも嬉しいのですが、これまた格別。

中身は・・・、日本の所属校の6年生から送られてきた箱いっぱいの文房具!
昨年子どもたちが5年生だったときに、テレビ電話で国際交流をしました。
そのときに「私たちにもできることはありませんか?」と聞かれ、
「ニカラグアの子どもたちは十分に学習用具を持っていないから、もしよければ文房具を送って欲しい」と話したのです。
5年生だった子どもたちは、自分たちにできることを学校全体に呼びかけ、行動を起こしてくれたのです。070.gif070.gif070.gif
その気持ちが嬉しかったです。
送られてきた文房具は500本以上。私の所属先の小学部の子どもたち全員の手に渡る数です。
これだけ集めるのは大変だったと思います。042.gif
また輸送費には、全校で取り組んでいる資源回収で集まった資金を当ててくださったとのこと。
何から何まで自分たちの手でしてくれたこと、
それを先生方がサポートしてくださったこと、
すべてに対して大感謝です。
5月に日本を出発し、船に揺られて7月にニカラグアに到着。
子どもたちと担任の先生の温かいメッセージが心にしみました。
中間休みが明けたら、早速子どもたち一人ひとりに手渡したいと思います。
みなさん、本当にありがとうございました!056.gif003.gif056.gif
a0104357_8292434.jpg

[PR]
by chiyoism10 | 2008-07-10 08:30


思わぬところで

すっかりご無沙汰になってしまいました。
7月になり、雨が降る日も、降る量もめっきり少なくなりました。
・・・なぜでしょう。
つい最近までこんなに降っていたのに。
a0104357_8102525.jpg

日差しが強くなくても、湿気が高く、少し歩くだけで汗がじっとり。
でも慣れってすごいものです。
去年はニカラグアに来たばかりで、毎日うだるような暑さにげんなりしていたのに…。
こんなところにも、1年分成長した自分を発見。
[PR]
by chiyoism10 | 2008-07-10 08:25

    

JICA青年海外協力隊平成19年度1次隊でニカラグアに派遣・活動中です。隊員活動や任地の様子についてつづっています。
by chiyoism10
以前の記事
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
Skypeボタン
フォロー中のブログ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧