NICARAGUA通信


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ことわざは、生活に影響を及ぼさず

さて、ここはどこでしょう?
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はい、バスの中です。
この日は同期隊員のすーと、レオン市外の小学校まで授業監察に出かける日。
普段から研修の仕事を一緒にしている先生二人についていく予定。

が、予定は未定。
待ち合わせはバスターミナルに7時。
時間になっても、ニカ人2人の姿は見えず。
この日は朝から雨。
・・・いやな予感。
そうこうしているうちに、乗る予定だったバスが出発。
やっと連絡がついたと思ったら、次のバスに乗るように指示を受ける。
まあ、どっちにしろ、もう予定していたバスは行ってしまったんですけどね・・・、ハイ。
バスは40分ごとに出発なので、バスに乗り込んだとき、乗客は私達だけ。
そりゃあ、そうですよ。何度も言いますが、今、バス出たとこですから。
ということで、無人バスを楽しみました。
このオンボロバスに、ぎゅうぎゅうに人が乗って、がたがた道を揺られていくわけです。
座っているのと、立っているのとでは天国と地獄ですが、座っているからといっても油断できないのが、恐るべしニカラグアです。
続々と人が乗り込んできた頃、やっと2人の先生も到着。
「今日は雨で、道に水があふれていて、バスが来なくて・・・」
あ、もう遅れた理由は聞き飽きたので、いいです。

心温かいニカラグア人、『時は金なり』ということわざもちゃんと知っているんですけどね。
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by chiyoism10 | 2008-08-31 04:09


学ぶ子はかわいい?

1年生の授業風景です。
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彼の名前はAlbaro(アルバロ)、6歳。
繰り上がりの足し算に入ったばかりです。
まだ暗算ができないので、指を使って数え足しをしています。
本当はもっともっとステップアップしていきたいのだけれど、
初めて1年生を持つという担任の先生の混乱もあり、なかなか指を使った計算から抜け出せない・・・008.gif

授業に入って、個別指導をするのも私の活動のひとつ。
ただでさえ集中しにくい1年生。
ただでさえ崩壊しやすいニカラグアの学級。
なんとか有意義な1時間になるよう悪戦苦闘。

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これはこの時間の子どものノート。これだけ書くのにも、ものすごい時間がかかる059.gif
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by chiyoism10 | 2008-08-31 03:45


NICAの伝統料理

Indio Viejo
インディオ・ビエホ…直訳すると『古いインディオ』
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どうみても、日本のカレーライスですよね。
(ちなみにNICAでは、ご飯と一緒には食べません)
原材料はとうもろこしの粉。おなかにずっしり。
どうヘルシーに調理しようとしても、油やクリームがたっぷり。
しかし、味は最高049.gif
そのおいしさに油断して、ついうっかり食べ過ぎると、確実に腹痛に襲われます047.gif
NICAの主食はとうもろこし。
トルティーヤに代表されるように、日本人にとっての米は、ニカ人にとってとうもろこし。
ヘルシー志向の日本人にとっては、このとうもろこしがものすごくヘビー。この『おいしさについうっかり』で、おなかを壊す人・多。しかし、そうやっておなかも鍛えてきたことによって、現在の丈夫なおなかがあるわけです。

あぁ、日本人って温室育ち。
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by chiyoism10 | 2008-08-31 03:32


うれしい うれしい プレゼント

a0104357_4364899.jpg日本の子ども達から送られてきた文房具をやっと全員に配り終えました。

配りながら、本当にたくさんの文房具を集めてくださったことに、改めて感動しました。


送られてきたもの・・・
えんぴつ         615本
消しゴムつきえんぴつ 100本
ノート            88冊
消しゴム          90個
定規            25本
ペン            14本
コンパス          2本
えんぴつキャップ    7個
えんぴつ削り       8個
そして、ニカラグアの子ども達を想ってくれる心

本当に嬉しかったです。
以前の記事でも書きましたが、日本の子ども達が「自分達には何ができるのか」ということを真剣に考え、自分達で行動を起こし、自分達の力で成し遂げたこと、これは本当に大きな財産だと思います。
その手助けができたことを、私自身もすごく誇りに思います。

ニカラグアの子ども達からもビデオメッセージをもらっているので、近いうちに送りたいと思います。
本当にありがとうございました。Muchisimas Gracias!!
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by chiyoism10 | 2008-08-22 04:55


ギャップの大きい非日常

ニカラグアにもある年齢に達したときを節目として、その成長を祝う習慣があります。

その名も15 Anos
日本風にいえば『成人式』です。違うのはその年齢が15歳であるということ。
宗教によって祝い方は違いますが、教会できちんとミサをしてもらい、その後内輪でお祝いをするというのが通例のようです。

先日、ある女の子のお祝いに誘われ、見学してきました。
それはそれは、ちょっと普通では考えられないくらいの盛大さ。
まず、自分の家から街の中心に向かって友達を引き連れての行進が始まった。みんなきちんと盛装し、ちょっと場違い!?
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途中で車に乗り換え、Catedral(大聖堂)へ。
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※注 これは結婚式ではありません。この二人は親子です。

その後、郊外のレストランに移動し、貸切でお祝い。
長い時間待たされたものの、友人達によるワルツも披露され、みんなうっとり。

私達はここで辞去したのだが、
通常のお祝いでは、ここまで盛大に行われることはないらしい。
大聖堂を借りるだけでも相当なお金が必要だろう。
娘の幸せを願い、大切な人生の節目を盛大に祝おうとする親御さんの気持ちはよくわかるが、こういう派手なイベントに関心のない私は、ただ「ここでお金をかけるより、将来のために使ったほうがいいのでは」などと、余計なことを考えてしまう。

普段のニカラグアの生活からは完全に浮いたこの豪華さ。
とてもよい勉強になりました。
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by chiyoism10 | 2008-08-22 04:29


ここはニカラグアなのか!?

今日、初めて私立の学校に授業見学に行ってきました。
私達が派遣されるのは公立の学校で、
私立の学校とはこれまで研修で先生方と顔を合わせる程度でした。

さてさて、私立の授業とはどのようなものなのか・・・?
興味津々013.gifで、行ってきました。
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子ども達の持ち物、
ノートの使い方、
学習規律。

すべてが違うっ!

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子ども達に教具を渡しても、遊ばずにちゃんと学習活動の一環として扱っている!038.gif
これは普段から学習規律が徹底されている証拠。
もちろん小さな子ども達は集中力も続かないし、
ついつい遊んでしまいがち。
それでも1時間を子ども達にとって有意義なものになるような工夫と、その成果が見られた。
1クラスの人数も少なく、先生の目が行き届きやすい環境というのも魅力的。
子ども達も自分のノートや宿題をきちんと見てもらえるということを前提に学習に取り組んでいる。
そして、もちろん家庭の協力もある。これは大きい。
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環境によって、こんなに違うものなんだと改めて実感。

でも、だからといって公立がだめなわけではない。
公立にも、大人数に対応するために授業にいろいろと工夫をする先生はたくさんおられる。
1時間の授業中、何度も何度も机間指導を繰り返す先生もおられる。
そういった先生方の努力が、子ども達にもよい影響を及ぼしているはずなんだけれど、
なにせ出席の安定しない実情では、問題も山積み。
私立の学校であればすでにそろっている条件が、公立の学校ではその前段階から取り組んでいかなければならない。

でも、いや、だからこそ、やっぱり公立の先生をサポートしていきたいなと思う。
ゆったりとして余裕のある私立の学校も魅力的だけど、
自分の居場所は、やっぱり自分の学校だなと思える。
そう思わせてくれる子ども達と先生に大感謝。

P.S. すぐにでも使いたいアイデア
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空き箱やお菓子の袋を再利用して、掲示に活かす。
立体の学習、色の学習、お金の学習、買い物を想定した活動・・・、
いろいろな学習活動に活かせるこのアイデアは、ぜひ取り入れたい!
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by chiyoism10 | 2008-08-12 06:55


私にとっても学びの場

研修会での出来事。
約20人の先生を対象に、異分母の2つの分数の比較についての研修を行っていた。
「3分の2」と「5分の3」をどのように比べるのか?
まず、問題文が必要。
・・・いいねぇ、必要性。そして具体的な場面設定。
円グラフなどの図を使えば、子どもも簡単に比較できる!
・・・いいねぇ、子ども目線。
数字だけ比べられないのはどうしてか。
・・・いいぞ、子どもに通分の必要性に気づかせる場面だ!

そこで一人の先生が登場。
「お互いの分母と分子を掛け合わせて、比較すればいいのよ。公式があるじゃない!」
私は恐る恐る尋ねる。
「公式といっても、その公式は何を意味するのか、どういう仕組みで二つの分数を比べられるのか、子どもがわからないといったら。どう応えたらいいでしょう?」
私は、教師は子どもが納得できる方法で問題解決に導かなければならない。公式を暗記するのは算数の学習ではないと、いつも言ってきた。
伝えたかったのは、
子どもが本当の意味で学べるように、教師は授業を工夫すべきだということ。

ところがこの先生にとっては、自分の指導方法を否定されたという風に伝わってしまった。
図はよくて、公式はだめだと。
しかも、公式の仕組みを説明できないことを指摘されたと。

研修会では、「今日はお互いが指導方法を学びあう機会です」と言っているけれど、
私は自分のやり方を押し付けてはいなかったか、
ニカの先生達の気持ちを大切にしていたか、
私が本当に伝えたい「子どものための授業」の意味が伝わっていたか、
今日の出来事ですごく考えさせられた。

子ども達が楽しく学べる場を作るためには、
まず先生が楽しく授業できなければならない。
その第一歩となるはずのこの研修で、先生に学ぶ楽しさを味わってもらいたい。
回を重ねて、なれてしまった自分の心の緩みにカツを入れなおし、今週末の研修も、みんなで「算数って面白い~っ!」と言いながら終わりたい。
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by chiyoism10 | 2008-08-05 06:43

    

JICA青年海外協力隊平成19年度1次隊でニカラグアに派遣・活動中です。隊員活動や任地の様子についてつづっています。
by chiyoism10
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