もうすっかり通いなれたLeónの海に、穴場スポットが!!
その名も
Joan Venado島。
そこは、かつては浜辺だった場所が海流により分離されたように、ビーチに沿った細長い島。
仲間と一緒にモーターボートをチャーターし、マングローブ散策に。
乾季の始まりの時期だったため、マングローブの根もよく見えた。
サギやワニも見えた。
LeónはNICARAGUA内では都会であるため『自然がいっぱい』とはいえないと思っていたけど、こんな任地のすぐそばに自然豊かなゆったりとした場所があったなんて。
それを感じられただけでも、来た甲斐があるな。
そして目の前には海があるのに、
泳がないわけにはいくまい。
…走らないわけなにはいくまい(?)。
遠浅のビーチで、引き潮の時には水がたまって温泉のようになる場所も。
木陰で海を見つめながら飲むRON(いわゆるラム酒)も最高。
すっかりリラックスムードでいったん宿に戻り、再度夕食に出かけた。
夕方になっても、地元の子ども達は海に入る。
家から出てきて服のままさらりと海に入ったり、
ビーチでサッカーをして汗をかいたら水浴びをしたり、
お風呂代わりに入ったり、
海は人々の生活の一部だ。
そして、そんな彼らの横で私たちは晩御飯をおいしくいただいたのです。
NICAのご飯は本当においしい。
メタボ一直線だけどね。
そして日も落ち、暗くなった頃今回の島巡りツアーのもうひとつのイベント
カメを見よう会開始!!
なんどでも見たいカメの産卵。
こんな近くで見られるならシメたもの!
再びボートに乗って、昼間行った場所へ移動・・・しかけたら、
ボートのにいちゃんがもう帰ってしまっていた
。
どうするんだ!?あきらめるのか。
いやいや、こんなチャンスを逃す手はない。行こうではないか。
ということで、とりあえず手漕ぎのボートで島に渡り、そこから歩くことに。
そこで
大ハプニ~~ング★
船頭さんも入れた5人の重みに絶えかね、いやバランスを取りそこね、船が転覆!!
早めに危機を察知したCHIYOはなんとか半身濡れに抑えたものの、カメへのテンションが一気に下がるのは抑えられない。私達の惨事を目の当たりにしたほかのメンバーは、おそらくNICA生活で一番の緊張感を持って静かにボートの上でバランスを取るのに集中する。しかし私達濡れ組の願いもむなしく、…いえ祈りが通じ、その後は沈没することもなく無事に渡航成功
さあ、あとはカメに向かって歩くのみ!
・・・1時間経過。
・・・まだたどり着く気配なし。
・・・え~~っと、本当にカメは来るのですか?
私達の疑惑に感づいたNICA人ガイドからステキな提案。
『ここで焚き火をしながら待つわがままグループと、
カメ探し続行がんばり屋グループに分かれましょう』
CHIYOはもちろんわがままグループ。
カメはとりあえず、一回見たからよいことにしよう。
焚き火でぬれた服と心をあたためよう。
と、自分に言い聞かせる。
そしてこの焚き火がまたすばらしかった。
結局カメは見られなかったけど、
Leónの知らなかった一面と初めてのマングローブも体験できた。
みんなでRONを飲みながら、同期だけでなく違う隊次の仲間ともゆったり話せた。
こういう時間って、やっぱりいいな。